QCD

仕事をする上では常にQCDを押さえておく必要があります。

 

Qとは、qualityのQで、仕事の品質を意味します。仕事の品質とは、個々の仕事の仕上りレベルを指しています。今、取り組もうとしている仕事は、どのような状態になったら完了したといえるのか、ということです。すなわち、その仕事のゴールのことです。報告書の作成であれば、ボリュームは何ページで盛り込む項目は何と何になるのか、ということになります。客先訪問であれば、訪問後に相手とどのような約束、合意がとれているのかということになります。このQ(ゴール)が曖昧ですと、その人の仕事の仕方は常にいきあたりばったりとなります。いきあたりばったりですので、どのようにやればより効率的にゴールを達成できるかという工夫が取れません。やってみないとどうなるか分からない、その結果が良かったか、悪かったかを後になって反省するという繰り返しとなります。

 

Cとは、costのCでその仕事にかけるコストはどの程度かを意味しています。コストとは、お金はもちろん、時間も含まれます。時間をかければその分は人件費をかけていることになるからです。10ページの報告書を作成するのに、適切なコストはどの程度か、4時間かけるべきなのか、10時間かけても良いのか、ということをまずは明確にしておく必要があります。

 

Dとは、deliveryのDで、その仕事の納期のことです。仕事には納期があります。いつまでに完了させる必要があるのかはあらかじめ明確にしておく必要があります。できるだけ早く、という依頼の仕方をする人がいますが、それでもできれば〇日の〇時までに、遅くとも△日の△時には欲しいというように納期を設定しておく必要があります。できるだけ早く、では人によってそのスピード感が違ってきます。今日中と取る人もいるでしょうし、2、3時間後と取る人もいるかもしれません。そういう曖昧さの放置が後になってからの互いの「そういうつもりではなかった」、「このくらいで大丈夫だと思った」というズレを生じさせることになります。