▶組織マネジメント

会議には大きく5つの目的があります。現在の会議体系を目的と照らし合わせて、会議のスリム化を進めることが重要となります。一方で、管理者としては部下からの報告を待っているだけでは、適切な意思決定ができなくなります。そうならないためにも、自らが下に降りていき、部下からの情報を収集する動きも必要となります。
営業力は持って生まれたその人のセンスだ、とか話好きな人の方が営業には向いていると考える人たちがいます。もし、それが本当のことであれば、そのような人が率いている営業部門を強化するためには、常に人を入れ替えない限りは難しいということになります。 営業力を強化するためには、そのための日ごろから練習が不可欠です。その練習の時間を業務として営業担当者にスケジューリングさせ、組織でマネジメントすることが重要となります。
明治維新の両雄、西郷隆盛と大久保利通のリーダーシップの発揮から組織におけるリーダーシップとフォロワーシップの適切な発揮の仕方、組織運営、マネジメントのポイントについての考察。
リーダーシップを発揮するためには、その当人が何を目指しているかを示すとともに、それに賛同してついてきてくれる人を意図的に創出することも重要となります。リーダーシップの発揮には健全なフォロワーの存在が不可欠となります。リーダーシップを発揮するとは、自分勝手に目標を設定して周囲の人に俺についてこい、というものではありません。なぜそこを目指すのか、それが実現できるとどのようなことが起こるのか、あるいは待っているのか、自分にとってのメリットはどんなことがあるのか、ということをついてきてもらいたい人に説得力をもって説明し、理解してもらうように働きかける必要があります。リーダーは常に自分の後ろを振り返りながら、皆がついてきてくれているか、本気になってそれを実現したいと思ってくれているかを確かめながら前に進んでいかなければなりません。
リーダーシップを発揮するためには、一方的に進むべき方向性のみを提示していれば良いということではありません。重要なのはいかにフォロワーを作るかということです。そのためには、フォロワーとなる部下への動機付けも意識しておく必要があります。動機づけには、内発的動機付けと外発的動機付けがあります。外発的動機付けばかりに注力してしまうと形式的なフォロワーばかりになってしまいます。そうならないためには、いかに内発的動機付けに働きかけるかが重要となります。
リーダーはポジションの一つである。カリスマ性がないとリーダーにはなれない、リーダーシップが発揮できてないという人がいる。しかし、リーダーシップとはカリスマ性がなくても発揮できるものである。また、リーダーではないからリーダーシップを発揮する必要はない、ということにもならない。一人ひとりがリーダーシップを発揮することによりその組織は強くなる。リーダーシップを発揮するための5つの要素を具体的な行動に落とし込んでいくようにすることが組織力を高めていくことにつながる。
文久2年8月21日、生麦事件が起こりました。薩摩藩の大名行列にイギリス人が迷い込んでしまったことによる事件であり事故でもあります。 イギリス人からすれば日本はなんと野蛮な国なのだろう、と思うことでしょう。しかし、薩摩側からすれば、大名行列を乱すとはなんと無礼な奴らだ、ということになります。立場の違いで同じ事象でも捉え方は変わります。仕事をしていく上でも同様のことが言えます。その中で合意を取っていくためには、相手の立場を理解し、なぜ相手はそのような発言をするのか、どのような想いでいるのか、を理解することが大切となります。
享保6年8月2日(1721年9月23日)、第8代将軍徳川吉宗の命により評定所前に目安箱が設置されました。 広く市民からの意見を聴き、幕府の政策に反映させるためです。組織を動かしたり、改革したりするときには、トップの方針を下位層に伝えることも重要ですが、現場の声を確認し、現状を理解することも重要なプロセスとなります。
天正10年6月2日(1582年6月21日)未明、織田信長が家臣の明智光秀の謀反により自刃 に追い込まれました。有名な本能寺の変です。 天下統一という最終ゴールに到達することはできなかったとはいえ、結果としては豊臣 秀吉の天下統一の道筋をつくったということでは大きな業績を果たしたといえます。...
南北朝時代の建武3年(1336年)5月25日、湊川の戦いにて敗れた楠木正成が弟の楠木正李 と刺し違えて自害しました。 楠木正成は南朝の後醍醐天皇に仕え、鎌倉幕府、足利尊氏が仕える北朝と最期まで戦い抜 き、死んでいきました。後醍醐天皇への忠義ぶりから江戸時代の水戸藩における尊王思想 では、日本一の忠臣として尊敬されるようになりました。...

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